会長挨拶

長らくお待たせしました
　

誠之学友会 会長 鮫島明良（昭43卒）

令和6年6月、ついに誠之小学校の改築が完成しました。基本構想から10年、着工から7年4か月となり、当初の計画から2年以上延びてしまいました。その間、コロナ禍の影響も加わり、在校の子ども達にとっては、校庭が無かったり仮校舎だったりと厳しい教育環境となってしまいました。恵まれない環境下でも逞しく成長した経験はこの後の人生の糧となるに違いありません。地下2階地上3階の5層構造の校舎は育成室も備えた複合施設ですが、ここ数年の児童数の増加で本年度949名となり、既に教室不足が深刻で、当初の余裕ある教室割りとは異質な物となってしまいました。外国籍の児童が2割を超えた事とも相俟って学校経営上喫緊の課題と言えるでしょう。

令和6年夏には新校舎のお披露目が予定されていますが、学友会としては令和7年の開校150周年の記念式典と合わせて会員の皆様に広くお集まり頂く計画です。もちろん本年度中に新校舎の見学も兼ねたクラス会、同期会も大歓迎ですので事務局までお申し出下さい。

さて、この3月をもって宍戸校長先生が勇退され、土屋新校長先生が就任されました。 宍戸先生大変有難うございました。新校舎落成を機に歴代校長により綿々と受け継がれた誠之人道の精神、歴史と伝統に、現代に即した叡智が注がれる事を願って止みません。

この度 『誠之応援団』 が発足しました。卒業生も人的パワーで母校を支えて行こうと言う仕組みです。ご登録頂ければ幸いです。